2017年10月05日

きゃん玉ついてますけど・・・なにか?  第57話

8月に入り、

今日はの仕事は早番・・・。



チャン太も、ちょびびも来ないけど、

しゃあない・・・。



きょ~ぉは、抜きや!



玄関を出、車に乗り込み走り出す。

道路に出ると・・・。



うゎっ!

はねられとる・・・。

道路隅に亡骸が・・・。



えっ!

キジトラ!

ふ~助!?

まさか・・・。



会社に着くまでの運転中、

ず~ぅっと、ゾワゾワしていた

おっちゃんであった・・・。




早番なので夕方の帰宅。

カーテンと窓を少しだけ開ける。

ほぼ同時にそいつは現れた。



トーン、スタッ!

ちゃびびの登場である。



おっちゃ~ん!

今日~ぅ、朝飯抜きって、

ど~言ぅ~ぅことや~ぁ。

しゃ~ぁないで、

よそでもろ~て喰ぅ~たわ!




・・・?

それで・・・えぇ~やろ・・・。



ま~ぁ、それはしゃ~ぁないとして・・・。

晩飯だけはと思ぅ~てな・・・。

来たんや!



ほぼほぼ、毎晩やろっ!



ほな、晩飯だけでも、出してんかぁ!



ばば、晩飯だけでもっ!

だけでもって!

言い方に、

き~ぃつけ~ぇい!!

飯、くれる処、あるんやったら

晩飯もそこでもらえや~ぁ!



と、言いたいが・・・

言えぬ・・・

おっちゃんなのであった・・・。




チャン太はこの頃、夜には来なくなっていた。

いつも、ちょびびの後をついてまわる

夜の帝王・・・ふ~助も・・・。

この夜は姿を見せることは・・・

なかった・・・。


          つづく。








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  • 猫に小判を与えたら。 埋蔵金:千四百六拾四両 そりゃぁ~戻ぉっとるぅわなぁ。
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